量販品から鯖江の高品質メガネへ。クラフトマンシップが宿る一本との出会い。
健康のためなら飲まないほうがいい。だが、私にとって、酒のない人生は彩りに欠ける。そして、今日も酒を飲む。
電子書籍に慣れた私が、本棚のあるホテルで過ごす。名古屋での、静かな読書の夜。
サスペンダーとは無縁だった私が、気づけば愛用していた。テーラーメイドの装いに通じる、小さなこだわりと美学の話。
都市から移り住んだ熊野。旅好きの私が、旅の終わりに自然と帰りたくなる場所。
都市の生活も、田舎の暮らしも、いつかは日常になり、思考は硬くなっていく――旅の習慣は、それをほぐしてくれる。
型紙が仕立てを決める。その事実にたどり着くまでの経緯と、良いテーラーとの出会い。
旅の先々で出会う一杯が記憶に深く残り、趣味を広げていく。大人の一人旅と、カクテルバーの話。
一人で飲食店を巡るようになった経緯と、その過程で見えてきた外食の楽しみ方。誰かと過ごす食事とは違う、もうひとつのスタイル。
電車と自転車で旅をする理由。目的地だけでなく、肌で感じる道中の空気も、旅の記憶を豊かにしてくれる。
Apple Watchを手放し、再びG-SHOCKを選んだ。その選択が、いまの自分のスタイルに合う理由。
鎌倉の工房で作られる「イル プレドロ」の革靴。10ヶ月履いてわかった魅力を綴る。
旅にはスマホとコンデジで十分と思っていた。だが、一眼カメラを手にしたとき、旅の景色との向き合い方が変わっていった。
かつては苦手だったコーヒー。今では毎日豆を挽いて淹れている。私に起きたささやかな体質の変化と、新たな習慣。
三重県熊野市の七里御浜。初めて訪れた日、目の前に広がった丸石の海岸は、いまも記憶に残る風景だ。
自分の写真には、自分の体験が詰まっている。だから、自分の写真ばかり見返してしまう。
京都の中心街には、小さな祠が静かに点在している。目を留めて観察すれば、神仏習合の痕跡が見えてくる。
熊野に暮らしながら各地を旅するうちに見えてきた、山の色の違い。春、常緑と新緑が折り重なる熊野の山は、ひときわ青く見えた。
三宮、元町、北野坂——街ごとに異なる表情を見せる。飲食やバーも充実し、場所を選べば、喧騒から離れて、落ち着いて過ごせる。ほどよい都会、神戸。
ひとり神戸を歩き、バーでお酒をいろいろと。そんな夜を静かに記す。
その名の由来はかつて鬼が住んでいた言い伝えがあるから。波に削られむき出しになった荒々しい岩肌が印象的。
熊野市まで電車で行くならワイドビュー南紀が便利です。お得な割引切符もあります。
熊野市のシンボル的存在、獅子岩。
和歌山まで続く広大な海岸・七里御浜。熊野市駅から東へまっすぐ行くと七里御浜の北端に出ます。
イザナミノミコトが火の神ヒノカグツチを産んで亡くなった場所とされる神社。
熊野市の観光スポットの一つ、花の窟神社。はなのいわやと読みます。45メートルの巨岩が御神体。イザナミノミコトの墓所とされています。