年齢を重ねるほど、一年は短く感じると言われる。しかし、熊野で暮らすようになってから、私は逆に長く感じるようになった。その理由は、一人旅と、季節の移ろいにあった。
流行が短期化する時代、文化はどのように残るのか。効率化、AI、ファストファッション、そしてクラシックスタイルを通して、何にお金を払うかを考えた。
旅先で風景や食事の写真はよく撮る。しかし、自撮りはしないし、人の顔も撮らない。なぜ私は、写真を撮りながらも人物を記録しようとしないのか。自分の写真との向き合い方を考えた。
長年、体に悪いと思い避けてきたハードリカーのストレート。だが、実際に試してみると、思っていたのとは違う発見があった。
老眼を認めたくなかった私が、遠近両用眼鏡を使うようになるまでの話。実際の使用感や慣れるまでの経緯、量販店での購入から現在に至るまでを振り返る。
かつては分からなかった味がある。いま、クラシックカクテルを飲み比べながら、その奥行きを確かめている。
四月上旬の熊野。山桜が点在する風景。自生にも見えるが、かつての山道や祠の近くに植えられた木かもしれない。今年も静かにシャッターを切った。
ネイビーブレザーのオーダーを見送った理由。生地選びの難しさやライフスタイルとのずれ、日常での着用頻度を踏まえ、服選びの判断基準を見つめ直す。
テーラーメイドは、特別な一着のためだけのものではない。日常で着るための一着を仕立てるという考え方と、一張羅を作らない理由についてまとめた。
なぜ35mmの腕時計がしっくりきたのか。クラシックスタイルとの相性を、試行錯誤の実体験から綴る。
霧島神宮を歩き、南州墓地で明治の記憶に触れ、桜島と共にある暮らしを垣間見た、鹿児島一人旅の後編。
桜島を望む鹿児島で過ごした三泊四日の一人旅。鹿児島の食も堪能。
カメラは、スペックだけで選ぶのは難しい。旅と撮影の相性を確かめるなら、まずはレンタルしてみるのがいい。そんな実体験の記録。
クラシックスタイルに寄り添う国産ネクタイ、フランコスパダ。上品な光沢と締め心地の良さに魅せられた、その理由。
流行から距離を置き、クラシックスタイルへ。長く着続けられる服を着ることが、今の私のお洒落のかたち。
クラシックスタイルに合う国産腕時計を求めて。大手各社を比較し、革バンド回帰と機械式再考の末に、たどり着いた一本。その迷走と決断を綴る。
馴染みの名古屋。学生時代の印象から、旅の途中に訪れるようになった現在まで、自分にとっての名古屋を綴る。
一人旅を楽しめるのはどんな人か。風景に心を惹かれ、街を観察し、現地の食や会話を味わえる人。効率や意味では測れない、一人旅の素質について綴る。
意味や役立ちを手放し、自分だけの楽しみを見つける――非効率と無駄の豊かさに宿る、一人旅の楽しさ。
種差の芝生地と奇岩の海岸を自転車で巡り、青森市まで足を延ばす。静かな風景と、土地に根づいた味を記録した一人旅の後編。
初めて訪れた八戸。飾り気のない街並みに、東北の港町ならではの食の豊かさを見出した、一人旅の記録。
南紀熊野で暮らす私は、今年も遠出をせず、この地で夏を過ごすことにした。風景は鮮やかで、静けさがある。
肌に触れるワイシャツこそ、オーダーメイドの恩恵が大きい。メイド・イン・ジャパンの一着を、ワードローブに。
量販品から鯖江の高品質メガネへ。クラフトマンシップが宿る一本との出会い。
健康のためなら飲まないほうがいい。だが、私にとって、酒のない人生は彩りに欠ける。そして、今日も酒を飲む。
電子書籍に慣れた私が、本棚のあるホテルで過ごす。名古屋での、静かな読書の夜。
サスペンダーとは無縁だった私が、気づけば愛用していた。テーラーメイドの装いに通じる、小さなこだわりと美学の話。
都市から移り住んだ熊野。旅好きの私が、旅の終わりに自然と帰りたくなる場所。
都市の生活も、田舎の暮らしも、いつかは日常になり、思考は硬くなっていく――旅の習慣は、それをほぐしてくれる。
旅の先々で出会う一杯が記憶に深く残り、趣味を広げていく。大人の一人旅と、カクテルバーの話。